フランジパニ

いつかの為のあの頃の記録

突発性発疹+その後の低体温

生後9ヶ月3週目、娘が突発性発疹に罹った。あの、赤ちゃんが最初に発症するとされる高熱、突発疹である。いつくるか、いつくるかと思っていたら、とうとう娘氏にもやってきた。手足口病やらアデノウィルスやらに怯えていた中での発症だった。突発疹の特徴を簡単にまとめると以下のようになる。

・ヒトヘルペスウィルス6型、7型の感染症
・38~39度の高い熱が3~4日続く。(娘は40度まで出た)
・熱がある間の機嫌はそんなに悪くない。
・下痢をすることもある。
・高熱により熱性痙攣を起こす場合がある。
・たまに脳炎などの重篤な合併症を発症する。
・解熱した後、全身(腹・背中がメイン)に発疹が出る
・発疹は痒みを伴わない。痕も残らない。
・発疹が出ている最中は不機嫌なことが多い。
・予防ワクチンや特効薬はなく対処療法のみ
・解熱し発疹が出た後で突発疹だと診断される(熱だけの段階ではわからない)
・0歳~4歳までの間にほとんどの子が発症する
・基本的に他の子にはうつらない
・発症してから二週間は予防接種ができない(これは小児科で貰ったメモに書いてあった)

参考:

www.msdmanuals.com


突発疹のことは高校時代に読んだ内田春菊の「私たちは繁殖している」で知った。当時はあまり何も思っていなかったけど、妊娠出産育児に関する基礎知識があの漫画によってかなり培われていると感じる今日この頃である。(妊娠後に6巻くらいまで読み返した!)

 


以下、時系列に沿って記録する。

木曜日
娘は私の出発直前に起きた。もしかしたらこの時点で発熱していたのかもしれないのだが、夫の手によってミルクを飲んでいたので抱っこしないでそのまま出発した。ぱっと見た感じではいつもと変わりなく、元気そうだった。木曜日は夫は朝から海外との電話会議があるので、母に保育園まで送ってもらう手はずになっている。ところが、出社して席でパソコンを開いたところで母からLINEが入り、娘が発熱しているのでそのまま帰ってきたとのこと。38.1度。母には娘をかかりつけ小児科に連れて行ってもらうお願いをして、上司には午後休を願い出た。正午に会社を出て1時に帰宅。娘はリビングで寝ていた。熱は39.3度で思ったより高かったが、目が覚めている時は思ったよりは元気だった。小児科では、手足に発疹がないこと、鼻水・咳がほとんどないこと、アデノウィルス陰性のことから、おそらく突発疹でしょうとのこと。土曜日まで熱が下がらなかったら再診してくださいと言われた。CRPを確認して突発疹以外の怖い発熱ではないことを確認するらしい。薬はケフラール(成分名セファクロル・抗生物質)と、アンヒバ座薬(アセトアミノフェン)。抗生物質は念の為出すので症状が悪化しなければ二日で止めて良いですとの指示。それから熱は少し落ち着いたが、再び徐々に上がり39度前後になった。座薬を入れたかったが、その日はまだうんちをしていなかったので入れてもすぐに出したらどうしようと思って迷っていたのだが、離乳食を食べる前には熱は下がってたほうがいいかなと思ったので17時ごろ座薬をイン。熱は36度5分まで下がった。機嫌はよく、いつもよりは元気はないが、絵本を読んだり、おかあさんといっしょを見て過ごした。離乳食もよく食べた。ケフラールはベビーダノンに混ぜると問題なく食べてくれた。夜になっても熱はあまり上がらなかった。ただ、ものすごい敏感になっていて夜寝かしつけた後も隣にいる私がちょっと咳き込んだりしただけで、ビクッと起きてギャン泣きした。

金曜日
引き続き発熱中。機嫌よくおかあさんといっしょを見ていたが、昼過ぎあたりから熱がぐんぐん高くなってきた。最高40.7度。さすがに40度を越すと息も辛そうで寝ている間もぐったりしていた。解熱剤を入れると、けっこうすんなりと平熱近くまで下がり遊び始めるけど3時間くらいしか持たないので、再び熱っぽくなってきてからは首の後ろの硬さと意識状態に注意しながら様子を見る。敏感なのは続いていて、食器洗いのちょっとした音などでもビクッと起きて泣いていた。ミルクの飲みはそこそこ良く、離乳食もまあまあ食べた。夜から熱がまたどんどん上がり始めて39.3度に。前回の座薬から6時間も経ってなかったので入れれず、だけど苦しそうなので保冷剤を首の後ろに当ててみたり、わきの下に入れてみたりした。しかし嫌がって仕方がない。お医者さんの本にも「不快感を取り除くために冷やすことは有効だけど、冷やすことを嫌がるなら(=不快になってるから)意味がないからやらなくていい」と書いてあったので、ほどほどでやめる。0時過てからまだ座薬を入れる。結果的に5本もらった座薬はこの日で使い切ってしまった。金曜日の夜が一番辛そうだった。あと木曜日は結局うんちをしなかったのだが、金曜日は朝にコロコロうんちをしてから3回立て続けに出して、夕方にも2回した。夕方は下痢っぽかった。突発疹は下痢をすることもあるらしいので、やっぱり突発かなぁと思った。

土曜日
朝は38.2度。朝一で小児科へ。高い熱が続いているので、血液検査でCRPをチェックしたら1.4だった。突発疹などのウィルス性の病気だと0.5以上にはならないから、突発+風邪かなぁということで別の抗生物質(セフポドキシムプロキセチルDS)が出た。だけど個人的には風邪もウィルス性だし、肺炎や尿路感染を起こしているわけでもなさそうなのだけど、抗生物質はいるんだろうか……とちょっと思った。なお、CRPが8とかあったら即大きい病院に行ってもらうけど、これくらいなら心配ありませんよとのこと。座薬は使い切っちゃった旨を伝えると、今後の急な発熱にも備えて10個出して貰えた。結果的にこの後座薬は使わなかったので今うちの冷蔵庫に10本備蓄されている。おそらく日曜から解熱して、発疹が出てきますとのこと。解熱していれば保育園には行ってOKだと言われた。(突発疹は他の子にはうつらない)
先生にも言われたが、このセフポドキシムプロキセチルDSはまずいらしい。DS=ドライシロップで、顆粒だった。ベビーダノンに混ぜると、二口は食べたがめちゃくちゃ嫌な顔をして、それ以降は食べてくれなかった。夜の離乳食の時には「お薬飲めたね・抗生物質用(チョコ味)」を使ってみたが、これも断固拒否された。というか、チョコを食べたことが無い子にチョコ味ってどうなんだろう。それ以降、飲んではくれなかった。
土曜は終日38度前後だった。絵本を読んだり、おかあさんといっしょを見たりしてゆっくりすごした。予断だが、おかあさんといっしょの録画を見すぎて、私も夫もかなりの歌をソラで歌えるようになった。また夫はガラピコぷ~のタッチパッチさん回がお気に入りで神回と言いながら何度も見るので、あのりんごの歌も覚えてしまった。私はチョロミーが作ったムームーちゃまの絵描き歌がカオスすぎて大好きで何度も見てしまう。(いっけ~~いっけえええええ~~~いっけえええええええ~~~ってやつ。狂ってる)

日曜日
朝起きた時は37度。すこーし発疹があるかな?といった感じ。機嫌はそんなに悪くない。山は越えた感じだったので、一安心。病み上がりなので引き続きおうちでまったり過ごした。お昼までには熱もすっかり平熱に戻り、そこまで愚図るわけでもなく、いい子ちゃん。ミルクもよく飲み、離乳食も食べる。夫と入れ替わりで少し買いもの行ったりした。お風呂も入れた。

月曜日
お腹と背中に発疹は出てるものの、すっかり平熱だったので、保育園に預けて仕事に行った。帰りはいつもより30分早く上がってお迎えに行った。発疹は顔にも広がって、すごいグズったとのこと。抱っこしてもむすっとしてるし、不機嫌な感じ。ちょっとお疲れみたいで、月曜日は休ませればよかったと少し後悔。帰宅してからも、抱っこしていないとグズグズ泣くのでずっと抱っこ。手足が少し冷たい感じがした。いつもより一時間以上早くお風呂に入れる。発疹はお腹と背中と、顔の一部にけっこう出てた。そのまま寝かしつけるとコテンと寝たものの、やっぱり体温が低いのが気になり図ってみたらなんと35.4度。ネットで調べてみると、赤ちゃんは自律神経のコントロールが上手くないので高熱の後に低体温になってしまうことがたまにあるとのことだった。少し心配だったので、夜間救急相談に電話をかけて聞いてみると、パジャマを長袖長ズボンに着替えさせて、夏掛けの布団を二枚かけて、1時間後に体温を測って36度以下だったら夜間受診してください(要約)と言われた。や、夜間受診?と少し焦る。そんなに緊急度の高いことなのか?しかし、とりえあず帰宅した夫と一緒に寝てる娘氏を着替えさせて(もちろん起きて、もちろん泣いた)再び寝かしつけ布団を二枚かけた。一時間後図ると35.9度、その三十分後に36.4度だったのでとりあえず受診は朝でいいかなって感じだったんだけど、娘はその時点で汗だく。果たして本当にこの対応であってたのか若干腑に落ちなかった。再び着替えで、再びギャン泣き。本当にごめん……。

火曜日
低体温のこともあるし、まだ不機嫌だったのでお休みさせる。小児科に連れて行き、発疹を見て貰う。やっぱり突発疹でしたね、とのこと。低体温のことを聞くと、高熱後はたまに低体温になってしまうことはあるけど、両手両足の先が青白くなって明らかに血がめぐっていないほど冷えているとかじゃなければ、緊急性は高くないので大丈夫ということだった。安心した。また抗生物質一日しか飲んでいないことに対しては、熱が下がっているから問題ないとのことだった。手足(というか腕・ふくらはぎ)がいつもより冷えている状態は続いていたけど、熱を測ると36度はあったので、大丈夫そう。しかし不機嫌で、抱っこしてないと愚図る、抱っこしてても愚図る、一緒にいないと愚図るのでなかなか大変だった。抱っこしながらテレビを見てるとかでも、私の注意が娘にないと怒るのだ。離乳食の準備も一苦労だった。お風呂上りに体を良く見ていると、腹・背中以外に、両腕、両脚に発疹が出ていた。本には「発疹はお腹・背中だけです」と書いてあって、先生にもそう言われていたので、はて?と思う。病み上がりは免疫力が落ちているので、もしかして昨日保育園に行ったから手足口病まで拾ってきたのでは!?と不安に。寝かしつけしてからMSDマニュアルを見たり、突発疹で画像検索をしたりしていたら、腕脚にも広がってるケースを確認できたので、まあ大丈夫かなと思った。でもまとめサイト的な記事では、突発疹が手足に出たら手足口病かも!みたいなやつもあったから、なんか本当にもうやめて欲しいわ……。それはそうと夜寝る時には、腕と脚の冷えもかなり改善されていたかと思う。

水曜日
朝は36.6度、いつもの平熱。朝から笑顔もたくさん見せてくれて、不機嫌モードの終わりが見えてきた。保育園も元気で行った。お迎えに行った時はラックで寝ていたんだけど、まだ少し疲れやすいけど元気になってきました、とのことだった。体も手足も発疹はかなり消えていた。というわけで、無事突発疹は終わったのであった。

*

今回は抗生物質が2回処方されて、本当に飲ませていいものか少し悩んだ。ウィルス性の病気には抗生物質は効かないし、耐性菌のことも頭をよぎってしまう。もちろん必要な時には飲まなきゃいけないんだけど、明らかに細菌感染だとわかってからのほうが良いのでは?と感じた。でもここの小児科の先生は、いつもは風邪程度じゃ薬を出したりしないし(つまり何でもかんでも抗生物質を出しているわけではないし)、今回は熱も高いし、0歳だし、念の為ということで処方されたので、最終的には飲ませた。その後いろいろ見ていたら、こんな記事もあった。

医師の意見は真っ二つ 子どもに抗生物質処方するか 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット) https://dot.asahi.com/aera/2014102900105.html

次に抗生剤が出た時は、自分が納得できるまで質問してみようと思う。

*

病気の時にめっちゃ頼りにしている本、二冊。

 

子どもの危険な病気のサインがわかる本 (健康ライブラリー)

子どもの危険な病気のサインがわかる本 (健康ライブラリー)

 

この本に書いてあった「病気の時でも食う・泣く・寝る・遊ぶができていれば大丈夫」という言葉が、自分の中での指針になっている。ホームケアについてもかなり書いてあって参考になる。 

 

 症状別に「こんな時は夜間でも受診」「こんな時はホームケアでOK」などわかりやすく載っているし、大体の病気が写真入りで解説されているので、とても便利。よく処方される薬リストも載ってる。

産後九ヵ月半

六月末の水曜日の夜、ミルクを飲んでいた娘が突然勢い良く吐いた。めちゃくちゃビックリしたが、本人も顔の半分を吐いたミルクで真っ白にしたまま唖然としていて、慌てて抱き上げると更にごっぱごっぱ吐いた。ちょっと焦ってしまって、そのまま風呂場に直行して(熱はなさそうだったので)シャワーで洗い流した。吐き終わった娘はケロっとしていたが、体を拭いて新しいパジャマを着せて、麦茶を飲ませようとしたら両手で押し戻すように拒否をされ、どうしたのかと思ったら再び吐いた。(間一髪タオルで受け止めることができた)そのまま背中を摩って落ち着くのを待っていたら、最後にもう一度吐いて、そこで治まった。熱は無く、下痢も無く、吐いたものには(その日から開始した)保育園での離乳食の人参が未消化で残っていたので、家の離乳食よりきり方が大きいから消化不良を起こしたのかなぁと思った。翌日の木曜日は大事を取って休ませ小児科に連れて行くと、胃腸炎の可能性は否定できないけれど元気なら大丈夫でしょう、とのこと。実際、その日は元気いっぱいで形状を1ステップ戻した離乳食も良く食べ、ミルクも良く飲み、金曜日には元気に保育園に行った。

(私に)異変が起きたのは金曜日の昼前だった。どうも腹を下しているようだ。会社のトイレとお友達が解消できない。それどころか微妙に気持ちが悪い気がする。いやいやまさか、そんなはずはない。昼ごはんも普通に食べれたし、これはきっと大丈夫。と信じたかったが、午後になるにつれどんどん具合が悪くなってきた。16時まで待てばフレックスなので帰ることができたが、14時半を過ぎた頃から、これは16時まで待ったら帰宅途中に大惨事を起こす可能性があるぞ、と察し、15時で早退した。それからは端的に言ってJIGOKUだった。実家の母に保育園お迎えを依頼して、夫には早く帰ってくるようにお願いして、私は水すら飲めず熱も高く頭も腹も腰も痛く、娘よりずっと重い症状で倒れた。娘は元気だった。それだけが良かったけれども。土曜に近所の内科で点滴を打ってもらって薬を飲んだら熱も下がり、かなり楽になった。すると今度は夫と母の具合が悪くなり始め、2人とも日曜日は倒れていた。

そんなこんなで胃腸炎で地獄を見た週末だったが、職場のワーママ先輩にその話をしたところ、前に同じく胃腸炎をうつされて会社早退して帰る途中、一駅一駅降りてトイレで吐いてたことがある、と聞いて震えた。子から移る病気はどれもかなり強烈だ。今は娘が少しでも咳き込んだり鼻水が出てたりすると、葛根湯を予防投与で飲むようにしている。でもさー、突然吐かれたら、吐いたものまみれで呆然としている娘を放置してハイター取りに行ったりできないよ……抱き上げて背中さすさすしちゃうよー!と思った。母道はなかなか修羅い

10ヶ月が見えてきた現在、娘はずりばいとはいはいを駆使しながら、家中を縦横無尽に動き回っている。一度、家から小さな紙の欠片をモグモグしていたことに、保育園のお昼寝明けのミルクまで気づかなかったというびっくり事件があり(飲み込まなくて本当に良かった;;)娘をリビングから出ないようにする柵というか仕切りを買った。しかし冒険したがりそこから出せ出せとバシバシ叩くので、家事で手が離せない時以外は開けてやり、家の中を自由に冒険する娘の後をついて回っている。スピードも速くなってきたので気をつけないとあっという間に危ないものに手を伸ばしそうになったり伸ばしたりするので、本当に目が離せない。ハアハアと激しい息遣いが聞こえてきたら、何かよからぬことをしている時なので、慌てて姿を探す。つかまり立ちも始まった。まだヨロヨロしているけれど、あっという間につたい歩きになるんだろうな。歯は今のところ八本姿を見せていて、噛まれるとものすごく痛いので、叱ったほうがいいのか悩む。今叱って伝わるのかな。しかし保育園で他の子を齧りだす前に対策しなければ。

一時期ずっと目をかいていてハウスダストアレルギーの可能性もあるよと保育園で言われてパッチテストを受けたら、ハウスダストは問題なかったけど卵白で反応が出てしまった。(目をかいていたのがそれと関係あるかはわからない)卵黄は問題なかったし、卵ボーロもあげていたのでビックリした(ただ卵白単独はまだだった!)けど、先生曰く1歳ごろには治る可能性も高いから、その頃また検査しましょうと言われた。

離乳食は現在カミカミ期とやらで野菜のサイズとか少しずつ大きくなってきた。けっこう何でも良く食べる。嫌いなものは無くて、バナナとパン粥とハイハイン(赤ちゃんせんべい)が好き。スプーンだと途中で飽きて拒否しだすが、つかみ食べだと全部食べてくれるので、豆腐の野菜おやきや卵白を使わない蒸しパンを作って一口大にしてあげている。手渡すと嬉しそうに上下にぶんぶん揺れるのでかわいい。

最近生活が少し落ち着いてきたというか、まわし方がわかってきたので少し余裕が出たのかわからないが、精神が安定している。そして、とにかくもう娘がかわいい。胸の内側に常に温かい多幸感を生じさせる物質がどっぱどっぱ流れてくる蛇口が出来たみたい。10代の頃の片想いの時に味わったようなあの多幸感に似たアレ、娘に対する愛情で味わっている。一般的に子育てって苦労話のほうが多く出回ってて「まあ、それでも子どもはかわいいけどね」で〆られることが多いが、その「かわいい」がこれほどまでのものであったとは、恐れ入った。かわいい、とか一言でいいのか。尊いとか、むり……とか、今こそ使うべきじゃないのか。でもどんなに語彙を尽くしても、全部は表現はできない。「子ども産んだらいいよ」とか「子を産んだらわかるよ」とか、人様に言うつもりは無い。子を産む人生だけが幸福だとはもちろん全く思っていない。ただ「とんでもなかった」という感想だけは記しておきたい。子のかわいさ、とんでもなかった……。

 

f:id:tpb_kotori:20170720185702j:plain

つかまり立ち!2次元移動から3次元移動の世界へようこそ!

 

産後八ヶ月半

もはや産後ではない。四月末に仕事復帰してから、でんぐり返しで丘の上から転がり落ちていくように日々が過ぎていく。妊娠初期の時間の流れの遅さから考えると、体感速度四倍くらい。
 
娘は八ヶ月半ともなるとお座りもしっかりし、重い体でもっちりもっちりとずりばいをし、四本生えた歯でおもちゃやフロアマットをかじかじと齧り、あやせばゲラゲラと笑ってくれる。絵本を読むとページをバシバシ叩き、本を齧ろうとする。夜中に突然起きてサイレンのように泣く。ものすごく大きな声だ。朝の目覚めはよくて、こちらの顔を叩いてくる。メガネをかけると奪おうとしてくる。バブバブ言う。イェイェイも言い出した。両手でバンバンテーブルを叩いて、早く早くとするくせに離乳食は食べたり食べなかったり、気まぐれさんである。毎日毎日顔を見ている筈なのに、三ヶ月前の写真を見るともはや違う顔をしている。赤ちゃんは不思議だ。そして赤ちゃんでいてくれる時期は本当にあっという間なのだと痛感する。
 
仕事には何とか慣れてきた。在宅勤務も混ぜつつ、自分のペースでやらせてもらっている。ワーママが多い会社なのでやりやすい。育休はフルで取りたかったけれど、仕事の勘を戻すという意味ではちょうどよかったのかもしれない。体力が落ちていたので通勤に耐えられるか不安だったのだが、これは少しずつ戻っている気がする。私は自律神経が弱いので、日々にリズムがあるほうが体調が良い。というのを、学生から社会人になった時に痛感したのだが、今回も同じことを感じている。ただ夜勤が増えるといきなりきつくなる。だいたい一晩一回起きるくらいなんだけど、毎晩三回起きるのが続いた時期があって、その時は死ぬかと思った。(ちなみにこれは子によるから、あまり寝ない子のお母さんお父さんは本当にお疲れさまである……)
 
娘は保育園の洗礼をほどほどに受けつつ、大きく体調を崩すことなく通っている。熱は一回週末に出したのみで、4月のならし保育から今まで一度も呼び出されたことがない。鼻風邪はちょいちょい貰ってくるんだけど、メルシーポット(電動鼻水吸引機)でずごごごーと朝夜に吸うと、結構早く治ってしまう。ただこの風邪、親が貰うと激しくて、慣らし保育中に二回、復帰後に一回、私が高熱を出して倒れた。小児科の先生には「今後しばらくはお母さんが月一で倒れるかもしれませんね」という強烈な宣告を受けた。やめて。まだ授乳しているので、咳止めなどの強い薬が飲めないのも辛い。(大丈夫という話もあるのだが、添付文書に思いっきりダメって書いてあるのを飲む勇気は無い)
 
仕事復帰したら通勤で痩せるかなぁと思ったが、ほぼ一日中座っているので太った。エルゴに入れてえっちらおっちらお散歩しまくってた育休時代のほうが運動していたんだな。とっても健康的なBMIで生きている。長生きしたい。

 

f:id:tpb_kotori:20170623223929p:plain

離乳食は今モグモグ期

 

f:id:tpb_kotori:20170618175957j:plain

ずりばいマンは玄関まで辿り着いてしまった。

産後五ヶ月半

すっかり春めいてきた。お散歩コースの公園では桜の蕾みがすくっと膨らんでいて、週末になると人出は冬の二倍くらいに。去年の今頃、まだ膨らまないお腹で不安な気持ちで歩いていた道を、親子三人でお散歩している。一年はあっという間で、不思議な気持ち。そうしたら、妹のように思っていた従妹が妊娠したと報告があった。予定日は10月。去年の私と同じである。今日はあいにくの雨だったけれど、桜の開花宣言が出たそうだ。ずっと東京に住んでいるけど、靖国神社の桜は見に行ったことがない。

ここ数日、産後塵のように積もっていた肩こりが爆発して大変なことになっている。肩は激痛、手足は痺れて、頭痛も出てきて「これはもしや肩こりじゃなくて、脳に何か起きているのでは?」と真剣に悩んでしまったほどだ。私はすぐに「これは何か重大な病気なのでは!?」と思ってクヨクヨしてしまうタイプで、産後もすでに腹痛からの卵巣がんの心配や、乳のしこりからの乳がんの心配を一通りしたのだが(どっちも問題なかった)、とにかく昔からこれが酷かったので、母からは「子どもが生まれたら子どものことが心配で自分のことなんかどうでもよくなるよ、その不安発作みたいな心配性も形を潜めるよ」と言われていた。しかし今は今で「私が今死んだら娘はどうなってしまうのだ……娘のお世話をもっとしたかった……」と悲しい気持ちになってやはりクヨクヨするので、これはもうダメなのではないか!?治らないのではないか!?という、虚しい気持ち。娘のことももちろんすぐに心配になるのだけど、そんな私の心配性を吹き飛ばしてくれるかのように娘は健康一直線で育っているので、今の所気持ちを保って生きている。でもやっぱり心配なので子どもの病気百科のような本はかなり読んでいる。知識はね、あっても無駄にはならないからね。うん。

話が逸れたが、肩こり。辛い。何せ娘が重い。8.3キロくらいある。それを未だに授乳で一日6、7回左右入れ替えながら抱えているし(おっぱいが小さくて添い乳ができないんです)、抱っこもしょっちゅうしているし、お風呂はあまりゆっくり入れないし(といっても半分くらいは夫が入れてくれるので入れている方ではあるのだが)、寝不足もあるし、元々肩が凝りやすいところにあれこれ重なりバキバキである。ラジオ体操を毎日続けている間はマシになったりするのだが、やっぱり根本解決にはなっていなくて、週末くらいから肩の重みで世界が鈍色にくすんでいる。春なのに!!春は好きだが、季節の変わり目は、自律神経弱いタイプには辛い。

あまりにも辛くて、その上心配性が暴走して、母に脳外科に連れてってほしいと言ったら、その代わりに整体に連れて行かれた。そして脳天に鍼を打たれて、全身を揉み解されバキバキゴキゴキしたら、少しスッキリした。肩の重さはあるが、頭痛は消えた。とりあえずしばらく通うことになった。メンテナンスは大事だ。もう娘の抱っこも怖くない。

その娘は今日四回目の予防接種で、BCGをちくちくっとされた。顔を真っ赤にしておぎゃんおぎゃんと泣いていたので「君は世界で一番偉い赤ちゃんだ」「ノーベル赤ちゃん賞だ」と誉め称えていたら、ふてくされて乾かしている間に寝てしまった。その後帰宅してからもずっと寝ていて、授乳の時間も超えて寝ていたので、私はドーナツとコーヒーでゆっくり休憩ができたのだった。本当に君は偉い赤ちゃんだ!目を覚ましたらご機嫌だったので、誉め称え作戦が効いたのかもしれないな。

 

f:id:tpb_kotori:20170320124752j:plain

春だ〜

 

f:id:tpb_kotori:20170312161230j:plain

ベビーカーお散歩 feat. 公園スタバ最高

 

f:id:tpb_kotori:20170312181929j:plain

キリンのソフィーがお気に入りです

産後四ヶ月半

今通っている産後ケアのクラス(赤ちゃんと一緒に参加)では、自己紹介の時に赤ちゃんの月齢ではなく、自分が産後何か月かを言ってくださいと言われる。というわけで、産後四ヶ月と半である。中の人、改め、娘はすくすくぷくぷくと順調に育っており、私は二ヶ月目からは完母になったにも関わらず体重が妊娠前+4キロから減らない。脂肪分が多い食事はおっぱいが詰まるからNGという説を、そんなものは眉唾であるとはね除け唐揚げもケーキもチョコレートも自由に食べ続けた結果、確かに今のところおっぱいは詰まっていないが体重も減らないのである。母乳マジックにはこんな落とし穴があったとは、してやられた気分だ。

パソコンを開き落ち着いて文章を打つ時間が減ってしまい、ブログを書くことができなかった。たまにパソコンを開く余裕があってもベルメゾンでベビー服を買うか、内祝いを購入するので精一杯。携帯で事足りるTwitterばかりしていてそれで満足してしまっているのもあるかもしれない。しかしあとで読み返すにはブログの方が圧倒的に良いから、たまには書きたい。と、思っていたらいつのまにか産後四か月半になっていたというわけだ。

赤子との生活について。あくまで私の場合は、だけど、当初思っていたよりは何とかやれている。産後すぐのころはずっと家に籠っていて何となく鬱々としていたが、今はできるだけやりたいことはするようにしていて、それが楽しい。幸いなことにお散歩すると娘が割と機嫌よく居てくれるので、エルゴで担いでせっせと電車に乗って出かけている。駅ビルにもスタバにも本屋にもコンビニにも行く。二人でショッピング、二人でランチ、二人でお散歩、できることを少しずつ増やして行くのは楽しいし、娘もきょろきょろと色んな世界を見て、知ってもらえたら嬉しい。

親か夫に娘を見てもらって、ちょっと一人で外出することもしている。授乳の合間に行くことがほとんどなので気分的には素潜りしてる感じだけど、ちょっと一人でお茶したり、服を買ったり、友だちとアフタヌーンティーに行ったりした。一度だけライブにも行けたし、三月には観劇も行く。外食が頻繁にできなくなったので、色んな友だちが遊びにきてくれるのも嬉しい。ピザを取ったり、ホットプレートで焼き肉をしたり、パンケーキパーティーや、チーズフォンデュもした。友だちに娘を抱っこしてもらう。色んな人に抱っこしてもらって、幸せだなぁと思う。

ただ、当たり前だけど、産前の自由が100だったら、今の自由は3くらい。美容院行くにも調整がいる。映画館には行けない。ディズニーにもあと数年は厳しいだろう。USJのハリポタは産前に一回行っておきたかった。海外旅行もしばらくは無理だ。何より、週末ごとにパソコン持ってファミレスに籠ってひたすら文章を書くことに没頭するという、人生で最も愛している趣味の時間は、今の所風前の灯である。でもその代わりにかけがえの無い娘という存在があるから大丈夫……とかは、今はまだ言うつもりは無い。娘はかけがえの無い存在であるのは間違いないし、赤ちゃんとの生活は新鮮でおもしろく楽しいことも多いので気に入っているけれど、それはそれ、これはこれ。機会を虎視眈々と狙いながら、今の私にできることと言えば、ひたすらフリック入力のスピードと精度を上げることである。文章が書きたい。とりあえず、こうしてブログを書いてみた。

妊娠中、うごうご動いていた保活は何とか実を結び、四月から仕事に復帰予定である。ますます時間は無くなるけど、通勤時間と昼休みは一人の時間が確保できるな……と、静かに思っている私であった。

 

f:id:tpb_kotori:20170213182852j:plain

四ヶ月半経って、首が座りました。

出産時の記録(無痛分娩)

早いもので出産からもう半月経った。今は実家で育児のみの日々を送っているが、物理的な余裕のなさより精神的な余裕のなさにより、パソコンをろくに開くこともできずにいた。とはいえ、やっとちょっとだけ慣れてきた気がするので、忘れないうちに出産について時系列を追ってレポを書きたいと思う。ちなみに以前に書いたように、無痛分娩だった。

tpb.hatenablog.com

10月6日(木)は夏のように暑い日だった。隣町のファミレスで母とランチをする約束をしており、散歩がてら20分くらい歩いて行ったのだが、日差しが強過ぎて倒れるかと思ったくらいだった。昼ご飯を食べながら、母が私を産んだ時は夜寝ている間に破水した、という話をしていた。ランチを食べ終わり母と別れ、私は少し大回りで緑の多い散歩コースを通って家に帰ろうとした。しかし想定していたよりもコースが長くて、途中バスに乗ったりした。バス停から帰る途中、スーパーによってジャガイモと豚コマ肉を買った。夕飯に肉じゃがを作ろうと思っていた。

15:00
帰宅。歩きすぎて疲れたので、ソファでボンヤリしているうちにそのまま寝てしまった。

16:20
目覚める。何となくおりものが多く出たのかな?と感じながらトイレに行ったら、破水対策で付けていた生理ナプキンが血に染まっていた。ギャー!これがおしるしか!と、バクバクする心臓を押さえ、トイレを出て病院に電話。この時点で何となく羊水のようなものが出ている感覚を覚える。おしるしで破水かもしれないことを告げると、すぐに来てくださいとのこと。病院から「胎動はありますか?」と聞かれて、ハッとする。そう言えば、昼寝から起きてから胎動感じないかも!?家を出る時に再び電話してくださいと言われ、電話を切る。母に連絡すると仕事開始にギリギリ間に合ったので車で連れてって行ってもらえることになった。(陣痛タクシーも登録はしていた)母を待っている間、ベッドに横になって、中の人は大丈夫なのかと腹を擦っていたら、しゃっくりが始まったので気が抜けた。中の人はのんきであった。夫にLINEで連絡を入れた。陣痛はまだ来ていなかった。

17:10
病院に到着。破水だったので、そのまま入院。分娩予備室は個室である。トイレに行って採尿してから着替え、お腹にモニターを付けてから点滴を付ける。中の人の心音がシャーシャー言う音を聞いてちょっとほっとする。中の人の心拍は128〜150の間くらい。子宮口はまだあまり開いていなかった。抗生剤を点滴する。

18:00
無痛分娩の硬膜外麻酔の準備。背中に管を入れられるんだけど、これが割と痛かった。手順は両親学級でビデオを見せられていたし心の準備も出来ていたんだけど、ちょっと怖い。神経が通ってる所に管を通すので、途中左太ももと左足に痛みが走った&しびれてギャッとなった。だけどそれも一瞬で、管を入れてしまえば違和感も特に無かった。テスト麻酔を入れると、下半身が少しボンヤリする。テストなので効いてることがわかったらすぐに終わる。食後、3時間は麻酔を入れることができないので、夕食どうするか聞かれたけど、子宮口は少し柔らかくなっていると言われたので、夕食は一旦見送る。

19:00
夫がきた。でも特にやることが無かった。

21:30
陣痛があまりこないので、一旦ごはんを食べることにした。

22:30
消灯。

10/07 01:15
陣痛が少しずつ来始めるけどまだ不定期。胎動は激しい。腰が痛い。

03:20
陣痛が定期的になる。8分間隔くらい。痛い。眠れない。病院は、子宮口が5cm開くまでは麻酔を使わない方針なので静かに耐える。

04:38
もう無理だ!と思ってナースコールをしたが、まだ子宮口3.5cmと言われて、マジかwwwwwwとなる。5cmまで行けば麻酔入れて貰える、ということだけが希望の光になった。自然分娩の人マジすごい……。

06:15
中の人がどかんと動いた。

07:05
子宮口4cm。

08:40
陣痛がかなり辛くて、夫に腰を擦ってもらったりする。主治医の先生から、破水しているので促進剤を使いましょうと言われる。書類にサインする。

09:00
陣痛促進剤開始。モニターで陣痛の数値が上がって行くたびにひたすら呼吸に集中する。

10:00
子宮口が5cmまで開いたので、麻酔を入れることになった。やった……!!:;(∩´﹏`∩);:しかし麻酔を入れると絶飲食になるので、最後に水を飲んでおく。麻酔が入ると下半身にぼんやりと温かい毛布を掛けられたような感覚になる。痛くない。全然痛くない。陣痛に伴ってお腹が張っていることは何となくわかる。また、膝下の感覚はある。麻酔の量を調整しつつ(多すぎると陣痛が遠のいてしまうのでお産にならないが、少なすぎると痛い)子宮口が全開になるまで待つ。ぼんやりとした時間。あんなに痛かった陣痛だけど、ほとんど感じない。部屋が乾燥しているので喉が渇くのだけが辛い。

14:30
子宮口がもうすぐ全開ですと言われる。私の熱が上がった。これは麻酔のせいなのか、破水のせいなのかわからない。麻酔の量の微調整をする。いきむ練習を何度かする。喉がとても渇いた。

16:30
喉が渇いたのでうがいだけさせてもらう。胎動はまだ激しい。恥骨に向かってぐいぐい押されるような感覚がある中で、肋骨も蹴られてる感じがしたので「こ、こいつ足の力を使って出ようとしてる!?」とビビる。熱が高くて39度を超えてしまい、中の人の心拍が上がってきた。このままだと赤ちゃんがしんどいので、もう産みましょう、と分娩室に移動することになる。

16:50
分娩室に移動。夫は立ち会いの準備。両脚にカバーをかけられる。麻酔が効いてるか確認する。ここでも再びいきむ練習をする。モニターを見ながら、合図をしたらいきんでくださいと言われる。二回深呼吸をしてから、息を止めていきむ。目は開けたまま、できるだけ顔に力を入れないでくださいと言われた。二回くらいいきんだら、股に何か挟まってる感じがわかる。三回いきんだら主治医の先生がきた。いきむのに合わせて、助産師さんにお腹を押されて、それを押し戻すように腹筋に力を入れて、と言われる。これがわりと痛かった。でも陣痛の痛みは無いのでけっこう冷静だった。多分、このあたりで会陰を切られていたんだと思う。先生が来てから、二回息んだ所で「はい、いいですよ」と言われて力を抜いた所でドゥルンと股から何かおっきなものが……お、おっきい!大きいね!?中の人が暴れながら現れた。羊水を飲んでたのか口の中をしゅこしゅこするスポイトで吸われて、先生が体をブルブルと揺らして、ひやひや見てたのは多分賞味1〜2分だと思うけど、その後すごい元気に泣いた。泣いた!やったー!産まれたー!へその緒が切られて、赤ちゃんは新生児の処置する台で再びチューブで吸引されて、すごすごしてたけど、元気なのはわかった。感動だとか、母性が沸くとかそういうことより、「生きてた!!生きて出てきた!!本当に中に入ってたんだ。しかもあんなでかいのが!」という感慨が強くて、嬉しかったけど、ぼんやりしていた。39週0日、3200gを超えていた。おくるみに包んだ赤ちゃんをだっこさせてもらうと、ものすごく温かかった。産まれたばかりなのに目をごしごしと擦っていて、その仕草が3Dエコーで見たのと同じだったので、笑ってしまった。かわいかった。目が二重だったので、私に似た!と思った。

ちなみに私は気付いていなかったんだけど、かなり出血が多かったらしく、夫は先生の手元が真っ赤なのを見て、これは大丈夫なのかとハラハラして感動したり泣いたりするどころじゃなかったらしい。むしろ両親学級で見たお産の流れのビデオのほうが泣けたと言っていた。出血量は後から母子手帳を見たら620mlだった。

産まれた時間は17:10頃。分娩室に移動して、ほぼ20分だった。無痛分娩は遷延分娩になりやすいと本で読んでいたけれど、特にそんなこともなかった。娩出期が短時間で済んだのは、正産期に入ってから産院で習った妊婦体操(特に妊婦腹筋)をしていたのと、あとはいきむ時のイメトレをしていたのがよかったのかも、と個人的には思っている。イメトレは、昔から好きだった内田春菊の「私たちは繁殖している」シリーズの出産シーンでやっていた。

妊娠中は一杯色んなことを心配したけど、とにかく無事で元気で産まれてくれて、ついでに私の体調も(出血が少し多かった以外)特に問題なく、お産が終わって良かった。無痛にしたからか体力の消耗があまり無かったので、産後の回復も早かったのも良かった。無痛にすると後陣痛が痛いという話も聞いたけど、私個人に関しては特にそういうこともなかった。会陰の傷は痛いが、それはみんなそうだと思う。あくまで個人的な意見だけど、体力に自信の無い人、高齢出産の人こそ無痛分娩をおすすめしたい。私も35歳での初産でした。

 

f:id:tpb_kotori:20161007085851j:plain

モニターの「シャーシャー」という赤ちゃんの心音は、産まれた後もその日の夜遅くまで耳に残ってた。

娘が産まれました!

39w0d、予定日のぴったり1週間前に、無事娘を出産した。

38w6dの夕方、散歩から戻りソファで爆睡していたところでどうやらおしるしと前期破水。病院に連絡を取ると「すぐに来てください」と言われ、母の車で病院へ。そのまま入院。陣痛はまだ来ていなかったので抗生剤の点滴と無痛分娩の硬膜外麻酔の準備だけをして、その日は終わった。翌39w0dの明け方3時半頃から陣痛が来始め子宮口も徐々に開き、朝の10時頃から麻酔を追加。夕方に全開になり16時45分頃分娩室へ。そして17時07分に産まれた。妊婦腹筋体操が効いたのか、イメトレしてたのがよかったのか、五回目くらいのいきみでつるんと産まれた。分娩室に入ってからは早かった!初めて娘を見た時の感想は「で、でかっ!」だった。こんな大きい子がお腹の中で暴れていたら、そりゃ胎動も激しい筈だ。そして初日は「わ〜、赤ちゃんだなぁ」と思っていたけど、数日経つと「こ、この子が世界で一番かわいい赤ちゃんであることは間違いない!」と、メロメロ脳内麻薬が分泌され始めたので不思議だなぁと思う。

母子ともに健康で(娘は新生児黄疸で一日延びたものの)無事退院できて本当に良かった。今は実家に帰ってきているが、妊娠中の生活以上に脳味噌がボンヤリした日々を送っている。乳・おむつ・寝る、乳・おむつ・寝るの無限サイクル……!!

出産&無痛分娩についてはまた後日、もう少し詳しく書きたい。

 

f:id:tpb_kotori:20161016001713p:plain

散歩中に破水しなくて良かったなぁ、と後から思った。