october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

風が吹くとき/レイモンド・ブリッグズ

子のPFAPAについて。19日の日曜日に熱が出て39.4度まであがり、アセトアミノフェンで一度は下がるも、夜中にまたあつあつのふうふうになり、しかし月曜日にはスンと下がって終わった。そんな発熱発作、25回目。前回からは25日。今日は元気に保育園に行った。去年も気候の良い間は、発熱間隔も開いて、熱も1日で終わっていた。11月頃からどうなるのか注意したい。

日差しは暑いけど、涼しい風が吹く。日差しが弱まったらあっというまに寒くなるんだろうな、という秋分の頃。銀座松屋で開催される、鬼灯の冷徹原画展に行くかどうかをまだ迷っている。昨日の東京の感染者数は302人。500人を切ったのは2ヶ月半振りらしい。

 

ジルとヒルダの平凡な日々を突如襲った強い光と風。それが意味するものは…。ふつうの人たちが犠牲になる核戦争の脅威を、コマ割りの手法で描いた世界的なベストセラー。82年刊のものを新たな訳で。

 

図書館。

少し前にタイムラインで話題になっていて、読んだことがなかったなと思って借りる。読んだことは無いけれど懐かしさを感じたのは「最後の子どもたち」を思い出したからだと思う。今よりも戦争の記憶が生身のものとして近く、そして冷戦の危機の感触も近かった時代。核兵器は今も恐ろしいけれど、現代の脅威としてはテロの印象が強く、だからこそ核兵器のことは薄ぼんやりと、昔のことのように感じられるのかもしれない。そんな筈ないのに。

 

中学生の頃に読んだ。本当に怖かったし、今も細部を覚えている。