october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。/谷川祐基

デジタルデトックスを進める過程で、iPhoneから Twitterアプリを消した。Twitterアカウントを消すつもりはないけど、意味もなくTwitterを見てしまう時間は減らしたい。ここ最近のスマホ物理ブロック作戦が、かなり上手く行っているので、その流れでアプリを消し、Twitterはしばらくはパソコンから覗くことにした。呟きたいと思ったことは、一旦メモかなんかに書き留めて、後から呟くか、ブログに書こうと思う。ずっとこうするわけじゃなくて、あくまでSNSとの程よい距離感を掴む為の試み。少しだけだけど、やってみて思うのは、呟きたいって思うことも大半は割とどうでもいいことだったりして、コントロール出来ているならいいんだけど、それに時間ばかりを取られてしまうのだったら、見直さなきゃな、という感じ。

キッチンセーフの箱の物理ブロック効果があまりに良いので、今日のチームミーティングで、同僚に紹介したらかなりみんな食いつきが良かった。やっぱりみんなそれぞれ悩んでたりするんだなぁ。

 

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例えば、めっちゃ美味しいドーナツを食べた。
……と、呟かないからって、どうってことは無いのだ。

 

 

 

思考」とは、驚くほどシンプルであった。「思考」の真実を知るだけで、誰もが簡単に、かつ今より飛躍的に「頭がいい人」なることができる。

本書では、「思考」というものを《具体》と《抽象》という「2つのキーワード」と、その2つを結ぶ「たった1つの軸」で、シンプルに図式化。人間の様々な思考パターン、年齢や地位によって求められる思考能力、「頭がいい」と言われる人の思考法などをすべて「1つの軸」で説明する。曖昧な概念だった「頭のよさ」も「1つの軸」上の「動き」として可視化して見せる。

思考とは具体と抽象の往復運動である。
● 思考=「1つの軸」
● 頭のよさ=その軸を「往復する能力」
たったそれだけを知れば、賢さをセレクトできるようになる。

 

編集者の伊皿子りり子さんのツイートを見て、面白そうだなと思って買ってみた。

 

上の本の説明にもある

思考とは具体と抽象の往復運動である。

が、鍵となっていて、更に「頭の良さ」のポイントは3つ。

・「具体」と「抽象」の距離が長い

・「具体化」と「抽象化」のスピードが速い

・「具体化」と「抽象化」の回数が多い

 

思考が動き続けていることは、大前提だ。

ものすごいわかりやすい言葉と図解で纏まっていて、面白かった。頭のいい人が書いた本だな、と思った。という頭の悪い感想はさておき、私は特に「距離」を意識して、思考の反復横跳びをしばし繰り返してみようと思う。