october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし/阿佐ヶ谷姉妹

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五歳のお誕生日パーティには 北欧、暮らしの道具店インターネットラジオ「チャポンと行こう」でヒントを得て、娘の大好物のいくらの軍艦巻きと(ついでに私の大好物の)うにの軍艦巻きをいっぱい作って食べ放題のような感じにした。いくらは20艦くらい出来たんだけど、その半分を娘が食べた。いつものケーキ屋さんの、生チョコクリームのケーキ。プレゼントは小学館NEOの図鑑の「科学実験」と「人間」、そして「くらべる図鑑」、それと義両親から「どうぶつしょうぎ」、私の両親から「レゴの基本セット」、そして我々から「あつまれどうぶつの森」。初日は一生懸命オレンジを拾い、雑草を摘んでいた。誕生日は今週の木曜日。

hokuohkurashi.com

チャポいこはポッドキャストで聴いてます。

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バースデーのお花は少し豪華に。

 

2日連続で、何だか印象に残る夢を見た。

一昨日。バスの中で、前の会社の先輩(男)の微セクハラを(相変わらずだな〜)と思いながら適当にハイハイってやり過ごしていた。バスを降りた後、反対の隣に座っていたインド人の同僚(女・今の会社)に「ねえ、あなたはフェミニズムって知ってる?」と呆れた顔で言われて、もちろん知ってるよと言いながらも、うまく言葉にできずに、微妙にガーンとなる夢。

昨日。何かのイベントで登壇した後、南アジア系の若い女の子に「質問があるんですけど」と話しかけられて、体のパーツについていきなり批判される。その後延々と見た目についてディスられる。私の親友を引き合いに出して、彼女が美人なのに貴方は……みたいなことも言われる。夢の中の私は大してショックは受けず、適当なところで相手を遮り、懇々と反論していた。私の見た目はどうでもいいのだが、そんなことより他人の見た目や体の部分についていきなり批判行為は、やっぱり良いものではないし、そうしなければいけない状態の貴方は、何か問題・困難を抱えているのではないか、というようなこと。でもあんまり通じなくて、ちょっと言い争いぽくもなるが、私はそれでも大して怒らず、むしろこの若い子がこの意識のまま大人になったら苦しむよなぁと言うことを思っていた。現実だったらもっと怒っていたかどうかと思うと、それもよくわからない。でもあんなに理路整然と意見は述べられなかったと思う。

どっちも目を覚ました後、少々ぽかんとしてしまった。もし深層心理から表出したものがあるとすれば「英語で喧嘩できないコンプレックス」かもしれない。

 

 

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娘が3歳の頃、阿佐ヶ谷姉妹にどはまりして、しばらくの間行きたい場所ナンバーワンが「阿佐ヶ谷」だった時期がある。ライブとかあったら行ってみたいなと思っていたらコロナ禍になってしまって、阿佐ヶ谷姉妹は遠くなってしまった。

阿佐ヶ谷姉妹を引っ張っているのがえりこさんに見えて、案外えりこさんが色々とくよくよ気にしてしまうタイプで、みほさんがかなりの大物なところがとてもいい。エッセイがうまく書けずにくよくよしてしまったえりこさんが帰宅したら、普段は辛口派のみほさんが、えりこさんの好きなバーモントの甘口のカレーを作ってくれていて、えりこさんが号泣しながらそれを食べたというしんみりするエピソードが、ほろっときた。そして、その次のエッセイがみほさんの「差したい」というタイトルの、さりげないファッションにおいて、靴下でいかに差し色するかという、ひどくばかばかしい内容なのが、とってもよかった。