october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

1歳8カ月児とグアム旅行①

旅行好きの両親の元に産まれたのである意味必然とも言えるが、飛行機の座席代がかからないから2歳になる前に一度くらい海外行けたら行きたいね、という話は娘が産まれた頃からしていた。そして今年の正月の大阪帰省は飛行機だったんだけど娘はけっこう大人しく乗っていたので、これは大丈夫かもね?と本格的に考え始め、7月最初の週に夫婦共々早めの夏休みを取得し娘を連れて四泊五日でグアムに行って来た。娘はもちろん初めての海外、そして我々夫婦もグアムは初である。6月に入ってからは娘が体調を崩さないように細心の注意をはかり、自分の体調も崩さないようにしながらも一応ダイエットにも励み、何とか無事出発のその日を迎えることが出来た。

 

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このブログのタイトル「フランジパニ」はプルメリアの別名。グアムにもプルメリアがたくさん咲いていた。

1歳児連れなので旅行プランもまったりとしたもので、特に予定も詰め込まず、プールやビーチでのんびりできたら良いなくらいのことを思っていた。実際のんびりしたし楽しかったけど、それはそれとして色々と波瀾万丈でもあった。事前準備や持ち物に関する反省点や、逆にファインプレーもある。次回の為にも忘れないうちに記録しておきたい。ちなみにこの旅行で一番の懸念は、娘がクラス4の卵アレルギー(絶食中・コンタミは気にしなくて良いと言われている)なので、現地での食事のことだった。もう1歳8カ月ではあるのだが、万が一食べるものが無いことを考えて和光堂のBIGサイズの栄養マルシェやカレーなどのレトルト離乳食を複数持って行った。そのへんについても、次回以降の記事で書くつもり。

和光堂 BIGサイズの栄養マルシェ 具だくさん豚汁弁当
 

 


●出発当日
11時出発のユナイテッド航空だった。チェックイン、出国はスムーズに行き、ラウンジで娘に少し早い昼ご飯を食べさせながらのんびり過ごす。飛行機は割と混んでいて、周辺の席は全部埋まってた。乗るとなんだなんだときょろきょろしているが、離陸に入ると寝た。そこから1時間以上寝ていてくれたので休めた。機内食がパスタかチキンライスって言われたので夫婦共々チキンライスを選んだら何と親子丼だったので、本当に娘(卵アレ)が寝ててくれて良かった。トレイは危ないのでCAさんに声をかけてすぐに下げて貰った。その後交代でトイレに行ったりしていたら娘が起きたので、DVDプレイヤーで音を消した状態でおかあさんといっしょのDVDを見せながら誤魔化しつつなんとかやり過ごす。娘はシルエット博士の大ファンなので大喜びしていた。飛行機はあまり揺れなくて良かった。

到着して、混むだろうから早めに入国審査に向かったのだけど、他の便もたくさん到着する時間帯だったのでめちゃめちゃ混んでいた。ここで早速反省点なんだけど、ESTAアメリ電子渡航認証システムアメリカに行く時には取得が必要なオンラインで申請する許可証みたいなやつ。取得に14ドルかかる)について。グアムはESTAが要らないんだけど、取っといた方が楽じゃないか?ということですごいギリギリに申請を出したら(これも理由があって、夫と娘は取れていて私はギリギリになったのだが割愛)結局許可が下りたのか離陸まで確認が取れなかった為に、結局ESTA無しの列に並ぶことに。この列の長さが違いすぎて本当に後悔そして反省。ESTAは72時間前までに申請しろと言われてるのに24時間切ってる段階で出したのがいけないんだけどね。結局その長蛇の列で飛行機では良い子だった娘はグズってしまい、かなりのアンパンマンラムネのお世話になった。しかも入国審査を通る時に「君もESTAの許可下りてるよ」って審査官に言われた。ショック……!!例えるなら、14ドル払ってファストパス買ったのに使えなかった、という感じ。ESTAは2年有効なのでまた使う機会はあるといいな。

そんなこんなで若干ガビーンとしながらも荷物を順調に受け取り税関も通過。やったー!晴れて初グアム!!と思ったら、外は(晴れ間は見えるものの)土砂降りだった!丁度スコールの時間に当たってしまった模様。でも送迎車に乗り込む時にはもう止んでた。今回HISだったのでホテルまでの送迎が付いていたのだけど、てっきり乗り合いバスかと思っていたら個別のタクシーだったので良かった。運転手さんも優しくてグアムのことを色々教えてくれた。

ホテルは最初中心地のタモンにあるアウトリガーや日航ホテルを検討してたんだけど、今改装中だから昼間(つまりお昼寝タイム)はうるさいかも?とHISのデスクの人に言われたので、他のホテルを探して、そんな中お値段の割には全室オーシャンビューだし、ラウンジも使えるし、中心地から外れている分静かでのんびりしている、と聞いてシェラトンを選んだ。空港からは車で20分もかからず。(グアムの空港はとにかく近い)ホテルの人たちはみんなとても優しくて困ったことはほとんどなかった。ただ日本語喋れる人は一人も居なかったと思う。ちなみにお客さんも日本人はほとんどいなかった。ロビーは綺麗だったけど、廊下や部屋はけっこう古さが目立った(特にバスルーム……お風呂の栓が壊れててお湯溜められなかった!)パレスホテル時代からだとすると築27年なのかな?スイートとか良い部屋はリノベーションされてるのかもしれない。ただ窓からの景色はやっぱり格別。西向きなので夕陽もすごい綺麗だったし、話に聞いていた通り本当に静かなのは良かった。超のんびりモード。娘は海を怪訝な顔で見ていたが、夕陽に向かってバイバイと手を振ったら、一緒に手を振っていた。お日様バーイ!

わりと近くにあるプレミアムアウトレットまで行って夕飯を食べようかみたいな話もしていたが、初日から無理をしても良くないので、この日はホテル内のラウンジに行って無料の軽食を少し摘みビールを1缶ずつ飲み、その後夫が近くのスーパー(Payless)に買い出しに行って買って来たカップヌードル(現地仕様)を食べて終わった。娘は日本から持ってきた和光堂のランチ弁当と食パン、バナナなどを食べた。ツインの部屋なので、ベッドは無理くりくっ付けた。お風呂はお湯を張れず、シャワーの水圧も弱く、そしてクーラーがキツいので冷えが心配だったけど、夜は絵本を3冊読んでから結構すんなり寝た。(ちなみに5冊持って行った)

 

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UA機内食

 

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青空が見えるけど土砂降り

 

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シェラトン・ラグーナ・グアムリゾートのロビー。何度か花嫁さんを見かけた。

 

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 吹き抜けがリゾート!って感じ!テンションあがる!

 

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夕陽が綺麗!人影が見える場所はインフィニティプール

 

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旅行の度に一度は食べる気がする現地カップヌードル1ドルちょっと。

日本のカップ麺も売ってたけどそっちは5ドル近かった。笑

味は日本のやつのほうが絶対おいしいけど、これ食べると海外きたなーって思う。


 

(つづく)