october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

2020-01-01から1年間の記事一覧

最近の創作活動のこと

まずは、俳句について。一年続けようと思っていたのだが、現在は俳句てふてふへの投句はお休みしている。と言っても句作をやめたわけではなくて、もう少しちゃんと作って、ちゃんと(人前に)出す、ということをしたくなった。今は月に一回、ふらんす堂のネ…

子の発熱についての続き、およびPFAPA症候群のこと

6月にこの記事を書いたが、子どもの周期的な発熱はまだ続いている。 tpb.hatenablog.com 今年の3月から数えて、前回で11回目。ほぼ3週間ごとにやってくる。少し慣れてきたとは言えやはり精神的にも生活的にもなかなかキツい。今は両親共に完全在宅勤務で、近…

冷えっぱらは右が痛むらしい

ここに書いているのは、あくまで個人的な体験談です。医療情報ではありませんので、ご注意ください。原因不明の腹痛がある場合は、医療機関にかかることをお勧めします。 www.youtube.com 20代後半から30歳前後まで、わりと長い間原因不明の腹痛で悩んでいた…

「急に具合が悪くなる」 宮野真生子、磯野真穂

9月に入った途端に太陽の力が弱まり、最近はめっきりと涼しくなった。連休最後の火曜日は空も風も澄みわたる素晴らしい秋晴れで、この気候があと三ヶ月続いてくれたらいいのにと思わずにはいられない。でも台風12号が来ていて、今日からは雨。気圧の頭痛はこ…

もう自分をデブとは言わない話

「デブ」ほど、日常に溢れ返っていて、何十年も廃れもせず、今も昔も相も変わらず人々を呪い続けている言葉はないんじゃないかと思う。リアルでもネットでもテレビでも色んな場面で色んな使い方をされており、愛をこめて言われる場合もあるが、大体において…

葉月の俳句+自分の句の添削してみた。

7月中に発生した台風がゼロで今年は冷夏だなんだと言われたが、梅雨が明けてみれば連日ひっくり返りそうな猛暑だった。7月から減らない感染者数に怯えつつ、いつもはまとめて一週間ほど取る夏休みを分散させて毎週金曜日に入れ保育園を休ませた。週5タスクを…

「つけびの村」 高橋ユキ

先週末、子がまた熱を出した。3月から数えて7回目。耳鼻科で貰った鼻スプレー(アラミスト)のおかげか、直近3回は抗生物質なし・2日で解熱できるようになったはよかったが、今回は咳を伴う風邪だったので緊張した。とは言え、咳は発熱の一週間前から寝てい…

文月の俳句

息が詰まるように続いていた梅雨が8月1日にようやく明けた。朝起きると窓の外には青空が広がり、ベランダの植物にはちゃんと日差しが当たってくれる。それだけのことで、胸の奥まで晴れ渡る気持ち。子とどこにも遊びに行けない、友達にも会えない、スーパー…

安野モヨコ展ANNORMAL

少し前、一人で世田谷文学館で開催中の安野モヨコ展に行ってきた。平日に休みを取り、最も電車が混まない時間帯およびルートを見計らい、時間指定前売り券で、最も人がいないだろう時間を狙う。もちろん文学館はマスク必須、そしてエントランスでは消毒&検…

長編を楽しく書くコツ(再掲+追記)

2014年に「長編を楽しく書くコツ」という文章をPrivatterに書いて、ちょっとだけバズった。(3000RTくらい) かなり勢いとノリで書いた文章だけどそれなりに好評だったし、せっかくnoteを始めたのだから再掲しようかな、とは思っていた。とは言え、今は同人…

大好きなお花サブスクサービス「霽れと褻」のこと

元気が欲しい時は、切り花を買う。特別な時は通勤途中の駅ビルに入っているおしゃれな花屋さんか、大好きな地元の花屋さんで。それ以外の時はスーパーの花コーナーなどで。常にというわけではないが一年の半分くらいは、家の中に何かしらの花を飾っている。 …

「地獄の楽しみ方」京極夏彦

今年の梅雨は長い気がする。その上、梅雨間の晴れがほとんど無く、少しでも気を抜くとすぐに鬱々とした気持ちになってしまう。ベランダの植物の成長、ホームベーカリーで焼いたパン、句作、読書、それと買いだめのハーゲンダッツが、日々の潤いの糧だ。 7月…

「琥珀のまたたき」小川洋子

今日はひさびさに一人時間があったので、pixivに少し昔の小説の再録をして、それから少しだけ文章を書き、そして読みかけだった琥珀のまたたきを読んだ。夜には桃とさくらんぼを食べた。 琥珀のまたたき (講談社文庫) 作者:小川 洋子 講談社 Amazon 壁に閉ざ…

「死にたいけどトッポッキは食べたい」ペク・セヒ(韓国)

私は特に、というか絶対、当面の間は死にたくはないが、トッポッキは好きである。小さい頃からおもちが大好きなのでトックからトッポッキやら好きにならないわけがない。ただ昔韓国に行った時、市場で食べたトッポッキは美味しかったけど、とてつもなく辛か…

水無月の俳句

俳句の波がやってきた。に書いたように、俳句SNS【俳句てふてふ】に投句をはじめて、10日が経った。今のところ何とか1日1句以上は詠めている。いいねの数で段位があがるシステムで、今現在トータル204いいねで6級になったばかりのところ。6月の投句数は17句…

極悪マーチがきた話

www.youtube.com 極悪マーチがやってきた。 これは昨夜しれっとYoutubeのCocco公式チャンネルにアップされた、去年の年末のStar Shankツアー東京公演(東京国際フォーラムAホール)の1曲である。もうすぐライブ円盤が出るので、その宣伝の一貫だろう。 Star …

俳句の波がやってきた。

以前、ツイッターのTLにふっと流れてきたこの漫画。 本田先生の「ほしとんで」俳句ゼミの漫画である。プロでもアマでも何かしらの創作で、書いたり描いたりしている人には刺さると思う。もちろん、グッサリ刺さった。そして早速1巻・2巻を買った。もうこれが…

子どもが発熱してつらいというだけの話

子が2歳半頃から突然、かなり頻繁に発熱するようになった。それまでは保育園に通っていたにも関わらずほとんど熱を出さない子だったのに、だ。特に今年の3月からは3~4週間に1回のペースで、4回連続。何もよりにもよってコロナ自粛中にそんなご無体な、とい…

都内同人イベントアフターの店の選び方

コロナのせいで、次はいつイベントに行ったりみんなでアフターしたりと出来るのかわからない世界になってしまった。2月9日にカプオンリーがあり、コロナ怖いよね〜みたいな話はしつつも普通に楽しく10人くらいで焼き肉アフターをしたけど、まさかそれが最後…

ベランダハーブ栽培メモ②

さてさて、ベランダハーブ栽培メモ①の続きです。増やしたものも、管理しきれなかったものも、色々合わせて。 イタリアンパセリ 近所の園芸店で苗を購入。最初は乾燥を好む系だと思ってあんまり水遣りしていなかったが、よく調べたら水欲しい系だったのでごめ…

ベランダハーブ栽培メモ①

3月頃から集め始めて、現在ベランダで育てているハーブたちについて覚書メモです。たくさんあるので、とりあえず前半です。 ベランダ環境 ・南向き・低層階・風はけっこう強め・鉢が多くて若干密・周りは低層住宅街 スイートバジル 3月にスーパーで苗を見か…

ペンネームのこと

今の二次創作のペンネームを使い出して、18年近くになる。深い意味はなく、本名と母音を同じ響きにして、適当な漢字を当てはめた名前だ。それでも今は本名よりもこっちで呼ばれることのほうが多いし、とても馴染んでいる。多分、道で呼ばれても、うっかり振…

NODA・MAP『Q 〜A Night At The Kabuki〜』観劇レポ(再掲)

2018年の「贋作 桜の森の満開の下」はチケット取れなかったので、「足跡姫」以来、多分2年ぶりの野田地図、そして観劇。足跡姫の時はここの託児ルームで初めての託児体験もしたんだったな、ということを思い出しながら、池袋・東京芸術劇場に向かった。野田…

初対面のCoccoファンとカラオケに行く妄想(by Coccoファン)

※色々と身勝手なことを書いているのでCoccoファンはご注意ください。※曲の解釈など含めて、もちろん何もかもが私見です。 先週の日曜日、息抜きがてら一人で近所のスーパーに買い物に出た。数日振りの外出で少し散歩がしたかったのと、あとはお店の品揃えな…

小説が書けない日々とベランダガーデニングのこと

コロナ禍で自粛生活を続けている。うちは私・夫共に2月後半からずっと在宅勤務、子は3月末からずっと保育園休園、住まいは狭いマンション2LDK、お出かけは基本的に散歩、スーパー、小児科、そして(最近は)徒歩20分の場所にある私の実家。四六時中、家族と…

世界の色んな国の本を読むという話

本を読むのは好きだけど、読書家だと胸を張れるほどには読んでいない。読書熱にもムラがあるので100冊以上読む年もあれば、10冊も読まない年もある。それに好きな作家の本ばかりを読んでしまうので、結構偏っているとも思う。だけど翻訳本を読むのは割りと好…

同人誌の感想でレポートを貰ったことと、それで色々考えたこと。

※二次創作(BL)の内容を含みますのでご注意ください!! 先日、私が書いた同人誌について、感想のレポートを貰った。何を言っているのかわからねーと思うが、私もわからなかった……。 これが届いた。表紙と参考文献も併せると、A4サイズ22ページになる大作で…

30代会社員の原稿人生戦いメシ

2015年の冬に字書き仲間の長谷川ミオさんと【何食べたらそんな文章書けるの?】(身内通称:字書きごはん本)という、字書きと食事をテーマにしたエッセイ同人誌を出しました。参加しているのは9人の字書き(プロ作家2名 同人作家7名)で、それぞれ好きにわ…