october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

2012-01-01から1年間の記事一覧

あらがえぬ

眠気に襲われることが月に1、2度ある。 寝不足もあるのだろうが、ホルモンの事情でもあったりする。眠いと一切、お話が書けないので、原稿中は中中つらい。

テンションと文章

日常の中でいろんな文章を書く。 仕事のメール、メッセンジャー友達とのメール、家族とのメール、友達への手紙、サイトのブログ、このブログ。量が一番多いのはtwitterか。 どこに行ってもテンションが少しずつ違う。そしておそらくこのブログのテンション…

すききらい

好かれるのは時にとても難しいが、何もしていないのに嫌われるのもまた難しい。それを知っているはずなのに、いとも簡単に人を絡め取ってしまう「嫌われたと感じる」被害妄想は人間関係‭構築における一番のやっかいものだ。 嫌われても好きだと言えたら良い…

空高く

一週間前、空高く上っていった風船は今頃どうなっているのだろう。 大切な人たちにたくさん囲まれて、華やかな宴は無事終わった。天気は大丈夫なのか、吹き出物は出ないだろうか、風邪は平気かしらなどなど、数多の心配事を乗り越え、穏やかに晴れた平和な日…

時間

大事な宴が控えており、今月後半まではあまり時間が無い。 言いたいことは山ほどあるのだが今はそれよりも手を動かさなければいけない。 パフォーマンスとしての手紙の存在が重い。軽く流してしまえばいいのかもしれないが心を籠めるのであればそうもいかな…

無パンおよびパン

どうも頭痛がする。時期的なものか、季節的なものか。食欲が増大しているのはホルモンの影響かと思ったがどうやら秋が到来した故らしい。 最近、毎晩眠りたいのに興奮して良く中途覚醒をしている。何だかわからないけれど常にいても立ってもいられない気が…

ロータス

夏が終わらない。どこかの調整スイッチが切れたのではないかと思うくらい狂ったような天気が続いている。月曜日なんて、出かけようと思ったら唖然とするような雨が降り出してだけど空は半分明るくて、止んだと思ったら真夏の真昼みたいな光りがべかーって差…

柿でございます。

「わたしは、ただ口の中で肉を噛んだら、 柿の味がしたので、なぜ柿だと思うかときかれましても、 柿の味がしたから、柿を使っていると思ったので」 2006年11月末に母親と韓国旅行に行った。 当時は まだウォンが高くて、お買い物のお得感はそんなに無かった…

月を見る

修善寺の竹林の小路。月のある夜は、ここから覗きたい。

怒涛のように

湧いて出てくる文章をキーボードに叩きつけている。この衝動はなんなんだ。かっこつけていうとパッションでありそのままストレートに言ったら萌えです。 楽しいけど色々時間が足りないので10万字書いたら終わろうと思っていたけれどちょっとだけオーバーし…

浜辺の茶屋

沖縄本島、南部の浜辺の茶屋。窓辺が全てカウンターになっていて、とても気持ちが良い。 2007年のスペースシャワーTVのCocco特番(きらきら)でインタビューを受けていたのはこのカフェだと思う 。 とても有名な海カフェだけど本当にステキだった。目の前…

ジオラマみたいな

写真が取れるフィルタで撮った東京。まるでおもちゃみたいだ。リアルな人間が沢山詰まっているのにね。 東京タワーが好き。

香水の素敵な使い方

やろうやろうと思っててまだ出来ていない。前に何で読んだのか忘れたけれど(山田詠美のエッセイかな?)香水の、少し変わった素敵な使い方。 旅行に行く前に今まで付けたことがない小瓶の香水を買って旅行の間はずっとそれを付けている、というだけなのだが…

恐怖心

今読んでいる本のフレーズで思い出したのだが小さい頃、打ち上げ花火が大嫌いだった。普通の手持ち花火は大喜びだったのに、花火大会は憂鬱で仕方がなくずっと目をぎゅっと閉じて、両手で耳を塞いでいた。 当時、自分が身体感覚で把握している世界を、超越し…

ほんのまくらフェア・三冊目

「狐になった奥様」 ガーネット ある日突然、上品で若くて可愛らしい奥様のシルヴィアが狐に変身してしまったお話。誰でもカフカの変身を思い浮かべるだろうなーと思った。 ただ夫のテブリック氏が妻の狐に注ぐ一途で大きく深い愛情と彼自身のとんでもない…

ほんのまくらフェア・二冊目

安東みきえ「頭のうちどころが悪かった熊の話」 ほんのまくらとタイトルがほぼそのまんまだったのでちょっと笑ってしまった。短編の児童向けのお話が7本、ほんのまくらは1話目の表題作から。 どのお話もほのぼのしつつ、シュールで、ひやりともするけれどや…

乳がん検診

健保からペロリとハガキが届いたのでさらりと予約をして 乳がん検診に行ってきた。生まれてはじめてのことである。 祖母と大叔母が乳がんをやっている。祖母は早期発見だったので寛解したが大叔母はそれが原因で亡くなった。母は私が高校くらいの頃から「う…

恐山

霊場恐山に行った。4年前の夏の終わりのことである。 薄暗い、朝から小雨がぱらついている日だった。霧が出ていて、雰囲気は十分と言ったところだろうか。 季節外れの恐山にはかの有名なイタコもおらず無言で、賽の河原に詰まれた小石の山とお地蔵様の間をゆ…

ほんのまくらフェア・一冊目

サンテグジュペリの「夜間飛行」。カバーの言葉は、後半に収載されている「南方郵便機」の冒頭。 前に機会があって箱根の星の王子様ミュージアムに行ったことがある。展示がおしゃれで可愛らしく、また星の王子様好きにはツボな売店もあり全体的に女子好きが…

ほんのまくらフェア

紀伊国屋新宿本店の「ほんのまくら」フェアに行ってきた。 http://www.kinokuniya.co.jp/store/Shinjuku-Main-Store/20120725000000.html 戦利品は三冊。選ぶのがとても楽しかった。愛と情熱をこめた遊びゴコロは、心をときめかせるものだな。 これ以外に、…

怪談

夏だからか、何なのか。怖い話が、ちょこちょこと溢れている。幽霊の話よりも、異世界の話のほうが怖い。 だけどこの世には不思議なことなど何も無いからねぇ。 一番怖いのは、ペンギン……じゃなくて、人間というのもね。それは、本末転倒と云うものなのだ。 …

ごちゃごちゃ

手に残しておきたいものが多すぎて、欲しいものも多すぎて私の部屋や机はどこへいってもいつもごちゃごちゃしている。使いかけの化粧品、お土産で貰った小さなものたち、古いメモポストカード、手紙、写真、食べかけのお菓子、癒しグッズいつだって肝心な時…

会津若松

JRの東北旅行のポスターはいつも良い。「これだよ!この感じ!」と思うような宿や町並みが載っている。 2007年に行った福島、会津若松の向瀧という旅館がとても良かった。 今年の冬は、少し北に行きたい気持ち。 夏だからか、何となく、冬への憧憬。

夏の宴

また、見送る。もういくど通り過ぎただろう。 どの夏も同じようでいて、同じであったためしが無い。そして、どの夏も、断片的にとてもよく思いだせる。 大雨だったことがあった。法事で行けなかったこともあった。暑さで死にそうだったこともあれば、風が強…

焦げたトースト

フォルダの中で見つけた。何故私は焦げたトーストの写真など撮ったのか。 幼い頃、あれは弟が生まれる前だったから2歳か、3歳の頃。始めて一人で祖父母の家に泊まりに行った。夜中に目が覚めた私が母を恋しがりめそめそ泣くと初孫にめっぽう甘かった祖父は、…

美ヶ原高原

小さい頃、夏の家族旅行と言えば信州と新潟だった。 リフトに乗り、背の高い草の間の散歩道を歩き、牛を見て、 ヤギなどに草をやったりしていた。馬にも乗った。 大人になって行った美ヶ原高原は、 空が高くて青く、9月の末にはもう秋の香りで 雲が大きくて…

風邪予防

けっこう長い間、風邪をひいていないと思う。 手洗いを徹底することに加えて ヨーグルトを毎日食べることとが体感的には一番効果があった。 ネットで検索したレシピで、R1ヨーグルトを手作りしている。 風邪を引くと内科じゃなくて耳鼻科にいくようにしてる。…

夏の原稿

終了。来週本番です。どうぞよろしくお願いします。 色々とお腹が痛いけど何はともあれ脱稿後のビール!! それにしても、毎回もう嫌だって思うのに終わった途端に次のが書きたくなる症候群。【読了】セレモニー黒真珠 宮木あや子

好きな作家の本

好きな作家さんに共通するのは 新しく読む本を開いた時に、 あるいは、昔読んだ本を再読する時に 表紙を開いて、文章の世界に入った瞬間 「あ、ここに帰ってきた」 と、思うことだ。 この人の文章に帰ってきた。 この人のお話に帰ってきた。 この人の世界に…

バージンロード

バージンロードをバージンで歩く人はどれくらいいるんだろう。ということを、バージンロードを歩く時に考えようと思っていたのに実際は転ばないように歩くので精一杯で何を考えていたか覚えていない。 という、先月の結婚式の回顧。