october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「おかえり」と言える、その日まで―山岳遭難捜索の現場から/中村富士美

無限に続くと思われた夏休みが終わる。夏休みの宿題の整理と確認、明日持っていくものの準備、新しく買った上履きの名付けなど細々とやることが多い。子は夏休みが終わることには寂しさを感じているようだが、一方で学校で先生やお友達と会えるのは楽しみみ…

人を襲うクマ 遭遇事例とその生態/羽根田治

夏休みは10日ほど三浦半島に行っていた。部屋を借りて、住むように滞在。近所のスーパーで買い物をして自炊をし、毎日洗濯機を回して干し、掃除機もかけ、本当にいつもの生活の延長線上にあるような休暇。スーパーの帰り道に見る花がいつもと違う、それだけ…

ネット右翼になった父/鈴木大介

Twitterを止めてからゆるーく始めたSNSは色々あるのだが、古くからの友達が多く移動(避難含む)しているのもあって、最近はタイッツーにぼちぼちいる。 タイッツーというのは日本人のエンジニアのほくさんという方が作ったSNSで、最初は冗談みたいなアレだ…

母という呪縛 娘という牢獄/齊藤彩

この前、友人と話をした時に、賞に落選が続くと、落ちた作品も良いと思って作ったのに良いと思えなくなってしまって、好きで作ったはずなのにそれが悲しいという趣旨のことを聞いて、ああーめちゃめちゃわかるなと思った。 賞に応募することは結構好きだし今…

黄色い家/川上未映子

また少し空いてしまったな。Twitterをやめたり、金沢旅行に行ったり、夏休みが始まったり、ハンドメイドイベントで売り子の手伝いをしたり、キッズを連れてミッションインポシブル(吹き替え)を見に行ったりしていた。あとは毎朝40分くらいウォーキングした…