october notes

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乳がん検診

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健保からペロリとハガキが届いたので
さらりと予約をして 乳がん検診に行ってきた。
生まれてはじめてのことである。

 

祖母と大叔母が乳がんをやっている。
祖母は早期発見だったので寛解したが
大叔母はそれが原因で亡くなった。
母は私が高校くらいの頃から
「うちは乳がん家系なんだからあなたは豊胸手術しちゃ駄目よ!」と
言い続けていた。余計なお世話である。

乳の大きさで乳がんのかかる率は違うのだろうか、というのは
かなり前から気になっていたことではある。(ググったことはない)
胸が小さいのに乳がんになるのは、何だか酷く神様を怨みたくなる気分だが
それを口にしてしまうと、裏を返したら「巨乳は乳がんになれ!」と
言っているみたいで、それもどうかと思うし(嫉妬しているみたいだし)
だからあまり人には言えないできたのだが、やっぱり気になる。

今日超音波検査の熱いジェルを塗られながら思ったのは
やはり、乳腺の量が多いほうが(細胞が多いほうが)
がん化する可能性が高いのだから、発生しやすいのではないか、ということだった。
だって男性も乳がんにかかるが、その割合は女性よりもずっと少ない。
それはかかる細胞が少ないからだな、と。 
(まあ張ったりしないとかそういうのもあるでしょうけども)

でもそしたら、お相撲さんみたいにふとましく
おっぱいがある男性と、私のように無い女はどちらが率が高いのだろう?と
いうところまで考えて、乳腺が実働待機しているという意味では
やはり腐っても女の方がかかりやすいのかもしれぬ、という
結論が出た頃に、検査は終わった。思ったよりも時間がかかった。

 

健保の会館は人がほとんどいないわりにはけっこう広くて
そして、そこここに病院の匂いが漂っていて
少しだけ怖かった。ロッカールームのある階とか、他に誰も居なかったし。

 

結果は2週間後に郵送。
セルフ触診ではなんとも無いから、もしこれで何か見つかっても
かなりのアーリーステージだと思う。
その場合は、見つかってラッキーということになるだろう。
がんが見つかってラッキーとはこれいかに。 

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