october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

秋を探しに

まさに指折り数えるという表現がピッタリな感じで楽しみにしていた三歳のお誕生日の週末は、娘の為に上京して来たじいじばあばと共に台風で家に缶詰になるところから始まった。狭めの2LDKに大人四人と体力を持て余した三歳児一人と閉じ込められるのは中々大変ではあったが、翌日のお誕生パーティでは念願のシルバニアファミリーや色の変わるまほうのおすしなどのおもちゃを貰って、とにかくハッピー全開で過ごすことができた。卵が解禁したので、今年のケーキはアテスウェイのショートケーキを予約。時期柄、苺は無いんですということで、中の果物はラフランスだったけど豪華な飾り付けをしてもらって娘のテンションもMAXに。2歳の時は電気を消したらビックリして泣いたのに、3歳のお誕生日ではのりのりでお歌も歌って成長を感じた。ロウソクを吹き消そうと頑張るも、下唇が出ててフーッてやるたびに前髪がふわふわさせているのが何とも愛おしい。最終的には私が後ろから気付かれないようにスナイパーのように火を消した。

 

たどたどしいおしゃべりは少しずつ影を潜めて、その代わりにやたらと生意気な言葉をぺらぺらと喋るのだけど、それでも大人が聞くとおもしろおかしい言葉や言い回しが多くて、毎日とても楽しませて貰っている。まだ過去のことは全部「きのう」なので「きのう北海道行ったよね〜〜」と七月の話を出してくるし、写真などを見ながら話す2歳までの思い出は全て「娘ちゃんが赤ちゃんだった時さ〜〜」だ。今も赤ちゃんみたいなもんじゃないか、と笑いそうになるけれど、それでももうまったく赤ちゃんではないことにハッとしたりしている。おへそを不思議がるので「ママのお腹の中に居た時に、ここでママ

と繋がっていたんだよ」という話をすると、パジャマをたくし上げて人の腹に腹を押し付けて来て「こう?こうでしょ?」とやるのでとにかく面白い。

 

先週末は私の母も一緒に蓼科に一泊旅行に行った。ばあばとの旅行はとっても楽しかったらしく、帰りたくない、ホテルの部屋(222号室)に帰りたいとずっとごねて「222に行くの〜〜」と懐古園でしゃがみ込んでいた。

 

 

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姫りんごでマフィン作ったよ。