october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

自由の中の不自由

産休に入ってから一週間半くらいはずっと文章を書いていたので忙しかった。それも終わってしまって、今はただぼんやりとしている。暑いし、お腹の張りも気になるので一人で外に出かけることもなし、まあまだその文章関係のやる事がぽつぽつ残っているのでそれをやったり、保育園の下調べをしたり、それくらい。テレビはあまり好きじゃないのでほとんど見ていない。先週夫は仕事が忙しかったので帰ってくるのは大体深夜だったから基本一人である。一回、母に車でランチに連れ出してもらったくらいで、あとは誰とも会わないのが一週間。とにかく暇である。

ここ数年仕事の合間の時間のほとんどを友達と酒飲みに行くか文章を書く事に費やしてきたので、正直、暇だと思ったことはほとんどなかった。だから今の暇だなぁと思う感覚はけっこう新鮮であるのと同時に、少し焦った気持ちにもなる。やりたい事が無いわけではないので、もっとこの時間を活用すればいいのだけど、活用する為にしゃきんと立つにはそれなりに何かしらの区切りのようなものが必要なのだなぁと実感している。この何も無い真っ白な紙に、罫線でもいい、方眼でもいい、何かしら線を引かないとどうやって行動を踏み出したらいいのか、わからなくて持て余してしまう。自由は不自由の中にあるというのは本当だったのだ。とはいえ、体調が良ければやりたかったことは山ほどあるので、今はそんなに自由でもない。不自由の中にある自由から、自由の中にある不自由の中へ移っただけのことだ。へー。なるほどね。ぼんやり。夏の空が青い。今日も暑そうだったなぁ。

暇を持て余しているのは、あと二月程度の事だと言うのはもちろん分かっているので、今はただじりじり耐える。保育園をもっと調べないといけないし、下見の予約もいれないといけない。赤子準備の買い物をオンラインで済ませないといけないし、部屋のレイアウトをどうするかも考えなければいけない。DSごと借りたままの大逆転裁判もやりたい。弱虫ペダルは全巻宅配レンタルした。結婚式と披露宴のフォトブックをずっと作っていなかったので、それも作らねば。あとは産まれる前にもう一本だけ書き終わらないといけないのもある。今のうちに本も読んでおきたい。うん。こう書き出してみると、家にいてもできることや、やりたいこと、やらなきゃいけない事が多い。それをちゃんと整理してスケジュールに入れて行くのが、最低限の罫線を引く行為になるのかな。

 

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今週は、友だちが遊びにきてくれる日が多いので、それが楽しみ!今日も二人遊びにきてくれたので久しぶりにおしゃべり楽しかった。