october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

蟹工船/小林多喜二

夫に付き合ってもらって運転してきた。東京はとにかく人も自転車も多いのが怖い。でも普段は大体その自転車側なので文句は言えないのだ。道を運転するのは普通にできても、駐車が難あり過ぎるので、練習しなければいけない。家の車は教習車より少し大きいので、その車体感覚にも慣れないと。もう少し頑張って、今度家族でムーミンパークに行きたいな。あとは葉山も。

 

句会で多喜二忌の句があって、そう言えばちゃんと読んだことないなと思って読んでみた。身体的に辛い描写が多く息が詰まる一方で、人間の、あるいは、男たちの感情の脈動の強さを感じた。ただ、この世界から弾かれていると感じて、完全に入り込めない部分もあり、面白いのと難しいのが半々だった。あえて言うなら、人間社会=男性社会のシンクロ度が現代より遥かに高い時代の話だなぁと感じた。