october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

潜熱

寝る前に無印良品の「おやすみブレンド」を使うとよく眠れる気がして今3本目。ただできるだけ無印から離れようかなという気分もあって乗り換え先を探している。最近ずっと気になっていたのは@aromaのSLEEP SHEEPシリーズ。お値段もそんなに変わらない。おそらく内容からすると、おやすみブレンドに近いのはカーミングダウンだと思うけど、たまに頭の中がパンパンで眠れないことがあるのでクーリングダウンも合わせて購入。あとはSupplyment air HAPPYも一緒に。最近ストレスがすごいので。

 

store.at-aroma.com

@aromaはSupplement air FOR STUDY & WORKを愛用していて、仕事中によくシュッシュしてる。

 

場所も取らず家の中で自分一人ですぐに楽しめて五感に効くもの、という感じで、香りが良いものを求めているのかもしれない。OSAJIの化粧水とクレンジングも買ってしまったのだった。

 

中年ヤクザと平凡な女子大生の、恋の話。

お話も絵もとても良い。の、だけど知らず知らずのうちに「娘の親」の立場から読んでしまって、どうにも拭いきれない微妙な悲しさと憤りが残った。これは別に「親であること」に限った話ではないけれど、こうした物語に浸りきるにはある程度の距離は必要だと思う。現在の自分の状況、元々の価値観、相性もある。それが合わないものを楽しむためには、それなりのテクニックだ必要だ。それでも、not for me、と言い切るほどの違和感ではなく、may be not now が正しいのかもしれない。

物語(プロット)への感想はそんな感じだったけど、人物の表情や、指先、手元の描写や、背景、空気、流れ、は圧巻だった。直接的な言葉以外で、物語を形作るものたち。