october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

心はどこへ消えた?/東畑開人

先日ドラえもんの映画を見に行ってから、子がドラえもんに嵌っていて毎日アマプラで見ている。懐かしいエピソードも多いけど、基本的に最近の、2019年くらいの話という体になっているので、ほのかなツッコミどころも色々(半ズボンの短さとか)ドラえもんは間がシュールなところが昔からじわじわと好きだったんだけど、大人になって見るとさらに面白い。夫があまりに細かいツッコミを入れて笑っているので、子の鑑賞の邪魔にならないかと少し心配だが、今のところは楽しく見ているからいいみたい。もう少し見たら、藤子・F・不二雄ミュージアムにも行きたいな。

 

ドラえもん映画を見た帰りのエレベーターで、おじいさんが奥さんらしき人に「やっぱり映画はドラえもんにかぎるっ!」と熱弁していたの、すごく良かったなぁ。

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臨床心理学者であり臨床心理士の東畑先生のエッセイ。心の深くて寂しいところ、痛いところに触れるようなエピソードも多いのに、言葉が優しくって、わりとしょうもなくって、可笑しくって、笑える。あと、ハイクノミカタを毎週書いていた時に読んでいたので「週刊連載は大変」の意味ちょっとだけ擬似体験できたのも面白かった。