october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

10代から知っておきたいあなたを閉じ込める「ずるい言葉」/森山至貴

今日の東京の新規感染者は12813人。夕方、子が保育園で濃厚接触者になったと連絡が入った。そもそも先週の金曜日に陽性者が出たと連絡があり今週はずっと休んでいたのだけど、別の子(おそらく同じクラス)の陽性が今日発覚して、遡って金曜日に濃厚接触していた、と今認定されたというわけだ。とは言え、オミクロンは3日で発症すると言われていて、今日ですでに4日目なので……このまま症状が出ないことを祈る。でも熱がなければPCR検査は不要と言われたが、子が無症状で我々にうつったらどうなるんだろう。いや、それだけならまだしも子も我々も無症状で、我々がどこかで誰かにうつしてしまったら……?うちは夫婦共々リモートできる環境だし、こうなったらしばらく引きこもって誰にも会わないから大丈夫だとは思うけど……同じ状況の家庭で、同じ就労環境にないところも多いだろうし。うーん、大変。とりあえず、最近はあまり使っていなかったネットスーパーの目星をつける。この機会に子と一緒におもちゃの大整理大会でもしようかな。

子の連絡が入る前の昼休み、散歩がてら向かった園芸屋さんでアネモネの苗を買ってきた。白が欲しかったけど、咲いてみないとわからないと言われて、ひとまず白い花を咲かせているのを一つ、あとは、なんとなく白い花が咲きそうな蕾をつけているのを一つ。ベランダが少しずつ春に近づいているのは嬉しい。

 

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「あなたのためを思って言っているんだよ」

「そんな言い方じゃ聞き入れてもらえないよ」

「あれもこれも言えないとなるともう何も言えなくなる」

「いちいち取り合ってたらそいつと同じレベルになっちゃうよ」

「悪気はないんだから許してあげなよ」

「差別なんて絶対になくならない」

言われたことがある言葉もあれば、言ったことがある言葉もある。すべての「ずるい言葉」に対して「ぬけ出すための考え方」が書いてあるのが良い。