october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

世界一過酷な場所でみつけた命の次に大事なこと/村田慎二郎

ヘアドネーション用に髪を伸ばしている。既にかなり長く、人生で一番くらい長いので、そろそろ切れるだろと思っていたのに、昨日美容院で「あと半年だね」と言われてしまう。来年の夏はせめて快適に過ごせるとわかったのはいいが、結んでもアップにしても持て余す長さになってしまって如何ともし難い。しかしこんなにロングヘアになるのは、おそらく最後だと思うので(もうこりごりだからだけど)、もう少しちゃんとケアして下す方向で考えてもいいんじゃないか?とも思わなくはないんだが、巻くのも苦手だし、乾かすのも苦手だし、もうどうしようもないわねぇという感じです。

 

そしたら身内に「えっ、なんでヘアドネーションするの?」って今更聞かれたんだけど、えっ、そんなの、別に私がしたいからでよくない?って真顔になっちゃった。というか、ここまでくるともう勿体無くて引き返せないんだよ〜。

 

ヘアドネーションする理由は色々あるけど、まあだから、色々だよ色々。自分の無力に対するヒリヒリした心があの日から髪の毛に宿ってそのままぶら下がっているんだ。こんなの、donateしたってなくなるものでもないだろうけど。いいんだよ。

 

オーディブル

 

国境なき医師団、なので、医師かと思ったら事務方のトップの人だった。しかし、事務方と言っても現場の話を聞くと、本当に色んな仕事があるんだな!?ということを、まず純粋に驚いてしまって、その新しい世界にむけた目が開くのが面白かった。新しいことを知るのは楽しい。今の私にはけっこう勇気づけられる内容だった。