october notes

俳句と小説と読書と記録と記憶

勇者たちの中学受験/おおたとしまさ +その他最近読んだ中学受験関連本

同僚の影響で朝ウォーキングを始めてみた。インターバル速歩というので、3分早歩き、3分のんびり歩きを5回繰り返すというもの。朝ヨガした後で歩きに出ている。蒸し暑い時期だけど朝の時間だと割とスッキリと気持ちが良い。朝にアップルウォッチのエクササイズリングがクローズしているのが良い気分になる。歩いている間は基本オーディブルで本を読んでいるのだけど、余白の時間が足りないかもとも思うので、今日は何も聞かずに歩いてみた。

「季語は直接触れてみるのがいい」と某所で耳にしたので、道ゆく季語で色んなもの(主に植物)にちょいちょい触ったりして、まったりウォーキングをしている。まあ植物以外だと、ミミズがいっぱい落ちてるけど、それはちょっと触れないのでそっとスルー。

ウォーキングは関係ないが、季語に触れるという名目で仕事帰りにみつ豆を食べたりした。

 

Audible

二月の勝者の最新刊(18巻)でかなりぐっと来たので、そのまま中学受験関連の本をいくつか読んだ。おおたとしまささんの本やコラムはかなり前から読んでいるが、ひたすらに子どもと家族に向けた眼差しが優しく冷静で誠実なので、中学受験の情報発信する界隈では信頼を置いている人の一人。実際の親子に取材した内容が小説風に書かれているということで、三組の親子のそれぞれの中学受験の体験が綴られている。学校名とか塾名も実名なのがリアリティある。

親の方がのめり込んでいるという意味ではエピソード1のアユタなんだろうけど、それよりエピソード2のハヤトの父がまんま二月の勝者の島津父だった。母もそれなりにキツかったが……。(早稲アカもキツかった)

「中学受験は親が9割」と巷で言われている意味の本当のところは、親の頑張りが子供に大きく(ポジティブに)影響する意味じゃなくて、何が起きても親が正気を保ってバランスを取れているかが(よくも悪くも)影響する、ってことだろうなと理解した。二月の勝者の冒頭で言われている「母親の狂気」ってまさにそのことだもんね。

 

ひとまず、中学受験関連で最近読んだ本メモ。

中受ってなんだ、どこから手をつけたらいいんだ、みたいな感じだったら、まずこれを読んでおけばいいかなと思う。

 

Kindle unlimitedに入っていたので読んでみた。「エクセル父さん」「PDCA父さん」に、不謹慎ながらめっちゃ笑ってしまった。

 

Audibleに入ってたから聞いたけど、わりとさらさら聞き流してしまったな。先取りと詰め込みは、あまり意味がないという感じなのは理解した。

 

塾代だけじゃなく、お金のことも書いてあるので参考になる。中受したから大学の学費は全部奨学ローンとか怖いですね。

 

序盤〜中盤、かなり主人公にも夫にも引いていたのだが、当事者にしかわからないことはあるとも思う。最終的には希望がある感じで終わって良かった。

 

漫画として普通にちょー面白い。子どもたちがみんな可愛いし応援したくなるし、親にも共感するし、先生たちにもグッと来る。くろっきーはピュア。歌子先生と、みんな大好きじゅりまる推し。